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2022年05月29日(Sun) 【MONDO映画ポスターアートの最前線京都国立近代美術館でアートとしての映画ポスターが一堂に】 展覧会「MONDO 映画ポスターアートの最前線」が、京都ボッテガヴェネタスーパーコピー国立近代美術館にて、2022年5月19日(木)から7月18日(月・祝)まで開催される。アートフォームとして映画ポスター『タクシードライバー』(1976年、アメリカ、マーティン・スコセッシ監督) ポスター:マルティン・アンシン 2013年 MONDO所蔵ポスターは、1世紀以上にわたって映画宣伝の核となってきた。現代において広報メディアの中心はインターネットに移行しつつあるものの、21世紀に入り、宣伝という枠にとらわれずにアートフォームとして映画ポスターを制作する動きも生まれている。『地球に落ちてきた男』(1976年、イギリス、ニコラス・ローグ監督) ポスター:トマー・ハヌカ 2019年 MONDO所蔵その最先端にいるのが、アメリカ・テキサス州オースティンを拠点とするアート集団「MONDO(モンド)」だ。MONDOは、鋭い感性を持つデザイナーやイラストレーターに委託し、映画のエッセンスを活かしつつもアーティストの作風を尊重したオリジナル・ポスターを手がけてきた。展覧会「MONDO 映画ポスターアートの最前線」では、宣伝とは一線を画したMONDOによるポスターを紹介する。旧作・新作映画のMONDOポスターが一堂に『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』(1980年、アメリカ、アーヴィン・カーシュナー監督) ポスター:タイラー・スタウト 2010年 MONDO所蔵本展では、MONDOによるポスター71点を展示。『タクシードライバー』や『地球に落ちてきた男』、『グレムリン』、『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』など、無声映画から最新作に至る映画のポスターを一堂に楽しむことができる。異なる背景を持つ作家による多様な作品『カリガリ博士』(1920年、ドイツ、ローベルト・ヴィーネ監督) ポスター:ベッキー・クルーナン 2015年 MONDO所蔵MONDOに集結するアーティストは、グラフィック・デザイナー、イラストレーター、画家、版画家、コミック作家など、その本来の活動領域や芸術的な出自も様々だ。アート・ディレクターを務めるロブ・ジョーンズは、もともと地元オースティンのコンサートポスター制作者として活動していた。また、リッチ・ケリーやダニエル・デインジャーといったギグ・ポスターの名手が初期から活躍、グラフィック・アーティストのマルティン・アンシンやオリー・モスはMONDOでその才能を知らしめ、マーベルやヴァーティゴ・コミックスなどで作品を発表するベッキー・クルーナンらも携わっている。本展では、ベテランから若手まで、多彩な才能をもつ作家カルティエネックレスコピーが手がけたさまざまなポスターを紹介する。実物のポスターならではの質感『グレムリン』(1984年、アメリカ、ジョー・ダンテ監督) ポスター:マイク・サプート 2017年 MONDO所蔵実物のポスターならではの豊かな質感にも注目したい。MONDOのポスターの多くは、木枠や金属枠にスクリーンを張った版を用いる印刷技法「スクリーンプリント」により制作されている。デザインの色数だけ版を作り、1色ずつインクを剃り重ねたスクリーンプリントによる美麗で豊かな質感を楽しみたい。展覧会概要展覧会「MONDO 映画ポスターアートの最前線」 会期:2022年5月19日(木)〜7月18日(月・祝) 会場:京都国立近代美術館 4階 コレクション・ギャラリー内 住所:京都府京都市左京区岡崎円勝寺町 開館時間:9:30〜18:00 ※5月19日(木)〜5月26日(木)および7月12日(火)〜7月18日(月・祝)は10:00〜18:00 ※金曜日は20:00まで開館(5月20日および7月15日のぞく) ※入館はいずれも閉館30分前まで 休館日:月曜日(7月18日(月・祝)は開館) 観覧料:一般 430円(220円)、大学生 130円(70円) ※( )内は20名以上の団体および夜間割引(金曜日の17:00以降) ※高校生以下・18歳未満および65歳以上、心身障がい者と付添者1名、母子・父子家庭の世帯員は無料 ※本料金でコレクション展も観覧可 【問い合わせ先】 京都国立近代美術館 TEL:075-761-4111 10:26 コメント(0)/トラバ(0) [コメントを書く] 重要なお知らせ@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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